恋愛依存症
私はメンタリストdaigo さんにハマって一時期狂ったように動画観てたんですが、その中で紹介されてたのがこの伊東明さんの「恋愛依存症」という本。
分厚いけど割とサクサク読めます。
何故この本を今回ご紹介したかというと、恋愛依存症と摂食障害って深い関係があるって思ってるんです。
よく摂食障害はアルコール依存症と同じような理論で自助グループなどの治療があり、依存症の一種だと考えられてたりします。
(他にもパーソナリティ障害の一部であるという意見もあるので、一概にどれが原因とは言えませんが…。)
そして、この依存症というものは色々なものがクロスすることも多々あるんです。
例えば、摂食障害とアルコール依存症が併発したり、買い物依存になったり、ワーカーホリック(仕事中毒)になったり。
その中に恋愛依存もあるのですが、あまり認知されることが無いので、今回はサラッと紹介して置きます。
というのも、一般的な人でも恋愛依存症気味の人はいるわけで線引が難しいんです。
例えば、ダメ男ばかり好きになってしまったり、好きになると重くなってしまったり…。
なので、ここでは自分の生活に支障が出るほどであればその疑いがあると考えて頂けると良いと思います。
恋愛依存症には以下4つがあります。
- 共依存
- 回避依存
- ロマンス依存
- セックス依存
1.共依存
ダメな人だと分かったいるのに、お金を貸してしまったり物を貢いでしまう。
依存する側の手伝いをしてしまうんですね。
彼(彼女)は自分がいないとダメなんだという脅迫観念があり、本来は別れた方が幸せなのに別れられなくなるんですね。
DV男と別れられない女性もこれにあたります。
2.回避依存
恋人と深い関係が築けない人で、短期的な恋愛しか出来ないのが特徴です。
自分のパーソナルスペースが極端に広く、他者がそこに踏み込むと逃げ出してしまいます。
また逃げるそぶりで恋人の気を引こうとするので、恋人は共依存の傾向を持っている、もしくは持つようになります。
3.ロマンス依存
ドラマなどのように報われない恋愛や、現実的ではない恋愛に強く惹かれ、恋愛が出来ない症状があります。
また、恋愛をゲームのようにとらえるようになり、不倫などの恋愛を繰り返してしまう特徴があります。
運命的な出会いなど刺激的な恋愛に嵌まるので、中々普通の恋愛が出来なくなってしまいます。
昨今はテレビドラマなどの影響により、ロマンス依存になる人は多い模様。
4.セックス依存
身体の関係によって自分の存在価値を確かめようとしたり、ポルノでしか性的興奮を見いだせない人がこれにあたります。
不特定多数の人と身体の関係を持つため、性病などのリスク、または風俗通いによる散財などのリスクがあります。
酷い場合には犯罪に手を染める危険もあります。
まとめ
恋愛依存症は女性だけではなく男性でもなりうるものです。
女性は生活の大半を愛(恋愛)に注ぐ傾向があるので特に注意が必要だと思います。
私が過去知り合った摂食障害の方々は人への依存に苦しんでいる人もたくさんいました。
この4つの依存症の症状に当てはまる心当たりがある方は、この本を一度読んでみることをおすすめします。