太ってショック…そんなあなたに贈る元気になる言葉
「しばらく体重量ってなかったら体重が増えてしまった…」、友人に「太った?」と言われてショック…、あなたは今そんな状況にありませんか?
私は摂食障害を克服するに当たり、約10Kgも体重が増えました。
太っていくのが嫌過ぎて、このまま太り続けるのではという恐怖でいっぱいだった私が、今回は太ってショックの真っただ中のあなたに元気になる言葉を贈ります。
あなたが少しでも前向きになれたら嬉しいです。
あなたが感じていることは本当?
まず初めに贈る言葉は「世間の当たり前だと思われている体重は、あなたの適正体重ではない」です。
あなたは体重を量ったり、鏡で自分の姿を見て、もう少しここが細かったら良いのに…と溜め息をついていませんか?
一時期は芸能人が体重を暴露したり、ユーチューバーが体重公開してダイエットに励んだりと数字重視のダイエットが流行りました。
しかしそれに伴い、「身長○○cmの人は体重が○○Kgが普通体型」という意識が10代20代の世代の子に浸透していったような気がします。
私達は普段の暮らしの中で多くの情報を目にしますが、何度も同じような情報を目にするとそれが本当のことだ、当たり前だと認識してしまいます。
この心理を応用して企業は広告を打ち出します。心理学ではザイオンス効果と呼ばれています。
しかし、これはあなたにとって本当に真実なのでしょうか?
人はそれぞれ骨格も筋肉量も違います。
異なる人種はもちろん、同じ人種でもそれぞれ違う遺伝子が組み合わさっているので人それぞれ違っていて当たり前です。
一律に○○Kg以下じゃないと太っているとは言えないのです。
私も今よりも約10Kg痩せていた時はそれが普通だと思っていました。
しかし、その時は風邪も引きやすく、月経も止まり、明らかに健康ではない状態でした。
今は確かに太りましたが、あまり風邪も引かず、月経も定期的に来るようになり、とても健康的に感じています。
もしあなたが「太ってしまった…」または誰かから「太った?」と言われたら、メディアの情報に振り回されているだけ!と思うようにしましょう。
あなた自身が周囲の誤った認識に振り回されないようにしましょうね。
太ることは人生の通過点に過ぎない
次に贈る言葉は「人生の中で体重の増減があることは当たり前」です。
よく芸能人の激太り、激やせがネットなどで話題になりますが、私達一般人でも体重の変動は必ずあります。
以前出会ったお客様で「昔は食べても食べても痩せてたのよ~」とお話してくれた方がいらっしゃいました。
その方は50代くらいの少しふっくらした方でしたが、とても明るく陽気な方でした。
その方の話では、20代までは今では想像できないくらい華奢で、30代を過ぎてから代謝が落ち太りやすくなったそうです。
太る原因には様々なものがありますが、人生の中で体重が増減することは必ずあります。
もしそれがストレスによる食べすぎだとしても、それはあなたが悪いわけではありません。
一生同じ体型というのは不可能なのですから、一時の体重増加は人生の通過点と捉えてみてください。
また痩せるかもしれないですし、一時期の体型で今後全ての体型が決まる訳ではないのです。(もちろん過度なダイエットは厳禁ですし、痩せることが美しいという訳では無いです。)
痩せていて太れない人が、一時期体重が増えることもあれば、また戻ることもあります。
一つの結果で全てを決めつけず、今の自分は太る時期なんだなと長い目で自分の体型と向き合いましょう。
あなたが健康で心地よいと思える体型がきっと分かるようになると思います。
見た目よりも自信が持てるものを身に着けよう
あなたはそもそもなぜ太ることがいけないと思いますか?
周りの視線、おしゃれができない、などたくさんあると思います。
しかし、「あなたの価値は体型で決まるものではない」のですよ。
よく太っている女性芸能人で名前が挙がる「渡辺直美」さん。
彼女はデビュー当時と比べてもかなりふっくらとされましたよね。
引用 コロコレ!若い頃コレクションより
そんな彼女ですが、キレキレのダンスでいつも自信満々。
今は活動の拠点を海外にまで伸ばし英語も勉強されているようです。
そんな彼女を見ていると太っていることが彼女の価値を下げているようには見えないですよね。
彼女には体型という見た目以上にユーモアや努力といった魅力があります。
このように私達は見た目によって価値が決まるわけではないのです。
あなたが見た目に自信を持てないなら、自分の好きなスキルを伸ばしてみてください。
あなたに見た目以上の価値がついて、体型によって一喜一憂しない強い心を持つことができるでしょう。
まとめ
今回は太ったことをショックに感じているあなたに3つの言葉を贈りました。
- 世間の当たり前だと思われている体重は、あなたの適正体重ではない
- 人生の中で体重の増減があることは当たり前
- あなたの価値は体型で決まるものではない
もしあなたが太ったことが気になってしかたがない、落ち込んでいる…という状態ならこの3つの言葉を思い出してみてくださいね。
あなたが少しでも元気になって、前向きになれば幸いです。